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637話

王小天は車の外でタバコを一本、また一本と吸っていた。車はまだ揺れ続け、中からの叫び声はますます大きくなっていた。王小天がその声を聞いているうちに、下半身の逸物が密かに頭をもたげてきた。

自分の妻が他人に犯される声を聞きながら、まさか自分が勃起するとは思ってもみなかった。王小天は自分があまりにも変態じみていると思った。

しかし下の逸物はますます大きくなり、王小天の心の中では劉燕が張小強に犯される様子を見たいという欲望が湧き上がっていた。だが内心の良心がそんな変態じみた考えを阻もうとしていた。

そうして内心の果てしない葛藤の末、王小天はいつの間にか車の側まで歩み寄っていた。近づけば近づくほど...