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581話

「あ、先に行っていいよ」張超は話を遮られても気にした様子はなく、むしろ気さくに言った。

蘇倩は彼の今日の態度に少し不思議な感じを抱いたが、特に何も言わずに振り向いてエレベーターに向かって歩き始めた。張超は少し離れてゆっくりと後をついて行きながら、蘇倩の動きに合わせて視線を左右に揺らしていた。

あの柳のように細い腰を抱きしめる感触はさぞかし良いだろうな、と張超は頭の中で想像し、思わず手が伸びそうになるほどだった。あの尻もなんて上向きなんだ、まるで二つの桃のように一口かじりたくなる。

彼女が歩くたびに、短いスカートが時折上にずり上がり、黒いレースの縁がちらりと見え隠れして、張超は思わず喉が渇くのを...