バカの艶福

569話

「最後に、林可嫣は何気なく孫月茹に視線を投げかけた。

孫月茹はたちまち頬を赤らめたが、それでも豊満な胸を張って言い返した。「需要が大きいからって何よ。私が選ぶ彼氏だって、ちゃんと能力あるんだから！」

そんな恥ずかしい発言を聞いて、林可嫣と方梅梅も思わず顔を赤らめてしまった。

「あはは、二人とも本当に照れ屋さんなんだから！」孫月茹は笑った。

二人は目を合わせ、諦めの色が浮かんだ。彼女たちが恥ずかしがり屋なのではなく、単に孫月茹がこういう話題に関してあまりにもオープンすぎるだけだった。

冷たい飲み物を飲み終えると、特に行くあてもなかったので、みんなでマンションの部屋に戻ることにした。

...