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564話

「うっ……あんたは、そんなに長い時間したのに、まだするの?」方梅梅は息を切らして言った。

「へへ、梅梅みたいな美人の奥さんなら、何回でも足りないよ!」僕はニヤニヤ笑いながら答えた。

そのとき隣の部屋の若い男性は、再び僕の部屋から聞こえる声に、顔には崇拝の表情しか浮かべていなかった。

一夜が明け、翌日の午前9時過ぎになってようやく一行は再び出発した。

座り方は昨日と同じだったが、今回の若い男性はしおれたように元気がなく、一方で彼の隣に座る陽陽はとても生き生きとしていた。

道中、陽陽は何度も僕と会話を交わし、笑顔を絶やさなかった。

そして隣の女子大生は、恥ずかしそうに頬を赤らめたまま道中ほとんど...