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561話

「ちょうど彼が自分の妻を説得しようとしたとき、僕は頷いた。「いいよ、陽陽が同意したなら、始めようか!」

そう言って立ち上がり、自分の服を脱ぎ始めた。

すぐに僕の服は全て脱ぎ終わり、鍛え上げられた肉体が露わになった。

さっきから僕が強いことは予想していたが、男性と陽陽が実際に目にすると、その場で二人とも衝撃を受けていた。

「ねえ、やっぱりやめよう...」男性の言葉は途中で陽陽に遮られた。

「黙って!私はお兄さんとやるの、絶対にやるんだから!」陽陽は軽蔑を込めた口調で続けた。「あなたなんて無能よ。あの時、大学四年生のときにこんなに役立たずだって知っていたら、付き合うことも、ましてや結婚なんてしなか...