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559話

思わず何度も見てしまった。

「ちょっと外に出てみようかな」と何気なく言ったが、目はずっとあの妖艶な女性の胸元に釘付けだった。

こういう女性なら、堂々と見つめたところで問題ないだろう。それは私の信条に反することではない。

私がそう言うと、妖艶な女性は口元を手で覆って笑った。「それなら、私たちの部屋にいらっしゃいませんか?夫婦で少しお話があるんです」

その言葉に私は一瞬戸惑った。こんな時間に彼らの部屋で話し合う?しかもこの妖艶な女性はあんな露出の高い服装で...一体何のつもりだろうか?

二人の意図は分からないが、まともな用件ではないことは確かだろう。

しかし、今は退屈していたし、中に入ってみるのも...