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471話

彼女の表情が喜びに満ちていることに意外を感じた。精神状態も前より良くなったように見える。

赵海燕は今や悦びの声を漏らし始めていた。その吐息に嘘はない。痛みの色は微塵もなく、私がもたらした体験を心から楽しんでいる証拠だった。

その時、方梅梅は気づいた。女性と女性は違うのだと。

もし自分だったら、今頃気を失っていたかもしれない。だが赵海燕は戦えば戦うほど勇ましくなっていく。

先ほどの出来事がなければ、今頃は彼女が上に乗り、主導権を握っていたかもしれない。

この激しい戦いは一時間以上続き、最後には赵海燕の悲鳴と吐息の中で、私たちは再び同時に頂点へと達した。

戦いが終わると、赵海燕の顔から怒りの色は消...