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454話

朝食は近くの小さなレストランで済ませ、二人は満腹になってから研修センターへと向かった。

週末ということもあり、研修センターの生徒たちは交代で休みを取っていた。教師陣も同様で、今日出勤しているのは方梅梅と趙海燕だけだった。

第一時限と第三時限は方梅梅の授業、第二時限と第四時限は趙海燕の授業だ。

私は寮にいても特にすることがなかったので、思い切って研修センターの事務室で過ごすことにした。以前学校にいた頃から教師用事務室で気ままに座っていたいと思っていたが、当時の立場ではそれは許されなかった。今はいい。この研修センターでは、好きな場所に好きなように座っていられるのだから。

方梅梅はすぐに授業...