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305話

「安心しろ、息子よ。来学期からお前は副校長になれるんだ」張大全は張明の肩を叩きながら言った。

その時、私は外の道を歩きながら、心の中は不満でいっぱいだった。張大全がこんな厳しい手を打ってくるとは思わなかった。もし彼が自分を狙ったものではないと知らなければ、自分の秘密がバレたのではないかと疑っていただろう。

月に三千五百元というのは、県内では高給と言える。だが、張大全がそんな好心で楽で高給な仕事を紹介するわけがない。後頭部で考えても不可能だとわかる!

私は鼻で冷ややかに笑った。おそらく張大全は自分で給料の半分ほどをピンハネしているに違いない。そう計算すると、本来の月給は六千から七千元になるは...