バカの艶福

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297話

「よしよしよし、可嫣が彼女になってくれないなら、うちの嫁になってくれよ!」僕はニヤリと笑いながら、林可嫣を抱き寄せると、大きな手で彼女の体を撫で回し始めた。

「だめ……ここじゃ無理」林可嫣は慌てて言った。彼女の心の中にも欲望が湧いていたが、ここではできないことを分かっていた。

「何が無理なんだよ。このあと直接ホテルに行こうぜ。そうだ、この前行ったあのホテルだ。あの夜の埋め合わせをしたいんだ」僕は笑いながら言った。

「さっき出てきたとき、姉さんが目を覚ましちゃって。長く外にいられないの」林可嫣は言った。

「そうか、それならさっさと戻りなよ。俺もすぐに戻るから」僕は小声で言い、林可嫣の柔ら...