バカの艶福

22話

「真面目にお風呂場のドアを見ていなさい。喋っちゃダメ、誰かが私たちを覗きに来る時以外は！」方梅梅は急いで言った。

冗談じゃない、もし王雅雯に私が彼女の病気を治療していることを知られたら、万が一噂が広まったら彼女の評判は台無しだ！

「はいはい、方先生、何も言いませんよ」私は表向きは実直な様子を装っていたが、内心では得意げに笑っていた。

さっき言ったことはもちろんわざとだ。方梅梅のこの怯えた様子を見たかっただけなんだ。たまらなくスリリングだ！

それに、これから方梅梅がお風呂に入る間に、小さな鏡を使って二人の女性の体つきを研究して、ついでに比較してみるチャンスだ。

「王先生、なんて偶然でしょう！」方...