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1172話

平素の凛々しい彼とは全く違う姿だった。

劉燕は心の中で少し見知らぬものを感じたが、何も言えなかった。うっかり口を滑らせば、自分とエドワードのことがバレてしまうかもしれない。

「欲しいの？」王小天はわざと下半身で軽く突き上げた。長い槍が入りそうになったところで、また引き抜いて言った。「質問に答えたら、してあげる」

「どんな質問よ？」劉燕は今、空虚で焦っていたが、王小天がしてくれなければどうすることもできず、彼の言うとおりにするしかなかった。

「エドワードと何回やったんだ？」王小天は再びエドワードに関する質問を投げかけた。

彼は突然気づいた。劉燕とこういうことをしている最中に、自分のライバル...