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1046話

翠玉が王小天に饅頭を取り分ける時、さりげなく胸を王小天の腕に擦り付けた。

その柔らかな感触に王小天は心が乱れ、下半身の感覚がより強くなったように感じた。

師匠の奥さんの下着になぜあんなに粘つくものがついていたのだろう?あれって発情している時にしか出てこないものじゃないのか?もしかして…

そこまで考えると、王小天はもう我慢できなくなった。振り返って見ると、リビングには二人しかいない。思わず口を開いた。「師匠の奥さん、昨夜は…一体何があったんですか?」

翠玉には分かっていた。王小天はすっかり酔いが醒めて、昨夜の記憶が朦朧としているのだと。

「何があったって?あなたたち三人の男が酒を飲んでただけじゃ...