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1027話

「ぅう...」王小天はふらふらと立ち上がり、部屋の中へと歩いていった。

王小天の部屋を見て、翠玉はちょっと躊躇したが、結局入っていった。

どうせ劉燕はいないし、この三人の男たちは皆酔っぱらっている。誰も彼女がこの部屋に入ったことなど知るはずがない!

部屋に入るなり、王小天はベッドに倒れ込んだ。

ベッドの上には劉燕のブラジャーまで置いてあった。

翠玉はそれを手に取り、自分の胸に当ててみた。少し妬ましく思う。

やはり劉燕のは自分より大きい!

「マシュマロ...食べたい...」

王小天はベッドの上で寝言を言い続けていた。

翠玉はブラジャーを置くと、そっとドアに鍵をかけた。しかし心の中では葛藤していた...