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1011話

「その案に賛成だわ」劉燕と翠玉は揃って頷いた。

今はそうするしかない。

三人で話し合いを終えると、タクシーを拾った。

車内で、運転手はバックミラー越しに劉燕と翠玉の二人の姿をちらちらと盗み見ていた。

劉燕は王小天の服を着ていたものの、ブラジャーはどこかに失くしてしまっており、二つの大きな果実のような胸が波打つように揺れ、うっすらとその先端が透けて見えるほどだった…

一方、翠玉の乱れた服装は、さらに人の想像を掻き立てるものだった。

もし助手席に座っている王小天が手ごわそうに見えなかったら、運転手はとっくに二人の女性に飛びかかっていたかもしれない!

「運転手さん、運転中は道路をしっか...