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800話

「人は財のために死に、鳥は食のために亡びる」ということわざがあるが、金とか財産の前では、人間の抵抗力はかなり脆いものだと思う。いわゆる「金銭を糞土のように見なす」という伝説的な話も、単に一定の量に達していないだけだろう。もし期待値をはるかに超えるものがあれば、誰だって手を挙げて降参するはずだ。

施国斌が去ることは、学長と書記にとって百利あって一害なしというものだ。これは派閥争いや腐敗とは関係ない。

考えてみれば、自分の部下が言うことを聞かないどころか、自分の顔に泥を塗るような存在を誰が望むだろうか?

施国斌が今日のような状況に陥ったのは、すべて自業自得だ。ただ、彼と陳霊均に和合神の呪いを...