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676話

ジャクリーンが興味津々な様子だったので、彼女の気持ちを削ぎたくなかった。それに何より、彼女の体内の至陰の気が私にとって確かに大きな助けになっていた。二時間あまりが経ち、体内に精気が満ち溢れ、内力が急激に増していくのを感じた。

ジャクリーンも私の注意を引くことをよく心得ていた。入浴後は軽くメイクを直し、首や脇の下に香水をつけるのだ。

その香りは特に魅惑的で、彼女が様々な姿態を見せつけながら、無遠慮に快楽を楽しみながらも、同時に私に向けて彼女の魅力を存分に放っていた。

こうも誘われては、本当に抵抗し難い。というより、私はそもそも抵抗しようとすら思っていなかった。

そしてまた一度の愛の営みが...