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652話

周婷のこの考えは確かに危険だ。今の僕は温如玉がいて、極めて矛盾した状況に置かれている。ただ彼女の青い魅力に抗えないだけなのだ。

仮に僕が心から彼女だけを愛していたとしても、僕たちはまだ若く、これからの人生は長い。誰が人生の途中でどんな予期せぬ出来事に遭遇するかわからない。

人生のスタート地点で、彼女が理想を捨て、風雨に耐えられるはずもない所謂恋愛のためにすべてを顧みないなんて。いつか感情という小舟が人生の荒波に揺られて転覆したら、本当に取り返しがつかなくなる。

とはいえ、今この瞬間、僕の腕の中でそんなことを言っているのは、ただの一時の感情かもしれない。そこまで身構える必要はないし、ましてや堅苦...