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765話

韓氷は手の怪我を顧みず、再び銃を手に取り、立ち上がって敵に立ち向かった。

蒋嘯虎も韓氷の身を案じながらも、銃を手に取り戦いに加わった。

しかし、しばらく撃ち合いを続けただけで、韓氷と蒋嘯虎の銃から弾が尽きてしまった。そもそも一丁の銃に装填されている弾丸はわずかしかなかったのだ。

韓氷、蒋嘯虎、そして林小濤はたちまち窮地に立たされた。

一方、向かい側にいる欧陽清は戦いながら銃を拾い集めることができたものの、集中砲火の中では韓氷たちと合流することができなかった。韓氷たちが窮地に陥るのを目の当たりにしながらも、手の届かない距離で何もできない状況だった。

欧陽清は孤軍奮闘していたが...