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549話

「彼女のおじいさんへの誕生日プレゼントに、自分で薬を作ろうと思うんだ」と林小涛は言った。

「薬?どんな薬?誰が誕生日プレゼントに薬なんてあげるの?」と林詩詩は言った。

「姉さん、僕が作る薬は普通の薬じゃないよ。長寿をもたらし、体内の毒素を排出して、あらゆる病を治す神薬なんだ。彼女のおじいさんは名医だって聞いたから、名医なら確実に価値がわかるはずだよ」と林小涛は言った。

「嘘でしょ、世の中にそんな神薬があるわけないじゃない」と林詩詩は言った。

「僕が作れば存在するようになるさ」と林小涛は返した。

……

林小涛はスマホで高速鉄道のチケットを予約した。

アイドゥが魚の池から草を刈って戻...