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516話

「なぜあなたの言うことを聞かなきゃいけないの?」林小涛は不満そうに言った。

「だって私はあなたの義理の妹でしょ?胸の大きい義理の妹がいるなんて、あなたも鼻が高いじゃない!」江詩曼は当然のように言った。

「……」林小涛は江詩曼と自分がどんな関係なのか分からないし、彼女が何を言いたいのかも理解できなかった。今どきの学生の考え方は斬新すぎる。自分は学がないから、ついていけないのだ!

「じゃあ、私は部屋に戻るね。お姉ちゃんにはあなたの部屋に来たこと内緒にしてね!」江詩曼は自分の部屋へと駆け戻っていった。

……

翌日、江詩曼は早々に学校へ行った。彼女が通う大学は広南市内にあり、車で学校まで二十...