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515話

「林小涛が言った。

「うん」江詩曼は恥じらいながら小さく返事をして、ベッドに横になった。

「じゃあ、マッサージを始めるよ!」林小涛は江詩曼の膨らみかけた蕾のような胸を見て、少し緊張気味だった。

「うん、始めて」江詩曼はそう言うと、恥ずかしさで目を閉じた。

江詩曼が自ら求めてきたことだし、林小涛もぐずぐずせずに両手を伸ばし、彼女の胸に手を当てた。

「んっ……」江詩曼は林小涛に触れられた瞬間、思わず声を漏らしてしまった。

「声を出さないで。また出したら、もうマッサージしないよ」林小涛が言った。

江詩曼はすぐに声を押し殺し、歯を食いしばって、林小涛の手に身を委ねた。

蕾はそれほど大き...