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511話

「暁珊、こんな夜中に、なぜ僕の部屋に来たんだ?」林小涛は驚いて尋ね、そして起き上がった。

「義兄さん、眠れなくて、少し話がしたくて」江詩曼はそっとドアを閉めると、静かに言った。

「話なら明日でもいいだろう。こんな夜中に、僕と二人きりでいたら、お姉さんに知られたら、絶対怒るぞ」林小涛は言った。

「ちょっとだけ話して帰るから、お姉ちゃんには知られないわ」江詩曼は言った。

「わかった、何か用件があるなら、早く言ってくれ」林小涛は言った。

「あなたを訪ねてきたのは、あのバストアップの件よ。結局、どうやって私の胸を大きくする方法があるの?」江詩曼は言った。胸が小さいことは彼女の心の中でずっとコ...