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411話

「欧陽先生、今ここには外の人はいませんから、あなたが一体どういう人なのか、教えてもらえませんか?」林小涛はこの時、好奇心を抑えきれず尋ねた。

「あなたは外の人じゃないとでも?別に親しいわけでもないのに」欧陽清は冷たく言い放った。

林小涛は一瞬気まずくなった。本来は欧陽清と親しくなろうとしたのに、冷たくあしらわれてしまったのだ。

「欧陽先生、この弟は馬鹿なんです。気にしないでください」林詩詩が言った。

「馬鹿?彼がどうして馬鹿なわけがあるの?」欧陽清は当然、林小涛が馬鹿だとは信じなかった。馬鹿なら、どうして薬草で蛇の毒を治療できるだろうか。

「彼は紛れもない馬鹿なんですよ。小さい頃から...