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41話

「きゅうりは小さいかもしれないけど、それだって窃盗じゃないか!このバカが俺の家のきゅうりを盗んだんだ、窃盗罪を犯したんだ。お前はこいつを逮捕するべきじゃないのか?」

「一本のきゅうりで、本気で窃盗罪になると思ってるの?それに彼はああいう状態なんだから、本当に何か盗んだとしても、家族に弁償してもらえば済むことでしょ!なのにあなたが追いかけ回して殴るなんて、それこそきゅうり一本より遥かに重大なことよ」

韓冰は正義感あふれる表情でそう言った。

「俺は...」呉東鵬はその言葉を聞き、体内で一気に血の気が上る感覚を覚えた。どうして自分が悪者になってしまったのか。とはいえ、彼も警察官である韓冰が嘘を...