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385話

それから、この川で溺れる人を見ても、もう誰も助けようとしなくなった。助け上げれば自分がその人の代わりに死ぬことになるのだから、誰が助けようなどと思うだろうか。

三十年前、村人がとても腕の立つ道士を招いて法を施してからは、もう溺れる人は現れなくなった。

林小涛が駆けつけた後、林詩詩もついて走ってきたが、彼女は林小涛ほど速く走れなかった。

「誰が川に落ちたんだ?」事件現場に着いた林小涛は、パニック状態の少女に尋ねた。彼女が柳紅蘭という六年生の女子だと知っていた。

「陳可欣が川に落ちたの!」柳紅蘭は大人が来たのを救世主でも見たかのように、林小涛が村の「馬鹿」だということも気にせず、急いで答え...