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313話

杨秀莹の足の怪我を治すため、彼はもう一度迷魂坑に薬を探しに降りることを厭わなかった。

今は真昼だが、迷魂坑はあまりにも妖しく、近くには誰も寄り付かない。だから、林小涛が今回迷魂坑に降りても、誰にも見られることはなかった。

林小涛は前回と同じ方法で、蔓を迷魂坑の縁にある松の根に結びつけ、その蔓を伝って下へと降りていった。

迷魂坑の底に着くと、林小涛は人参や何首烏などは掘らず、直接黒玉断続膏の製造に必要な様々な薬草を探して採取した。

二時間余りかけて、林小涛はようやく黒玉断続膏を作るための薬草を全て揃え、蔓を伝って上に戻った。

林小涛が家の門口に戻ると、女性の怒った声が家の中から聞こえて...