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312話

「いや、これらの薬は普通の骨傷には効くかもしれないが、君のように足の骨が折れたような怪我には効果があまり顕著ではない。後でいくつかの薬草を探しに行って、失伝してしまった黒玉断続膏を作るつもりだ。それを使って君の足を治療する」と林小涛は言った。

「黒玉断続膏?」楊秀瑩と林詩詩は二人とも一瞬戸惑った。というのも、この名前はどこかで聞いたことがあるような気がしたからだ。

「そう、この黒玉断続膏というのは君たちが『倚天屠龍記』で見たあの黒玉断続膏なんだ。この薬膏を使って君の足を治療するつもりだ」と林小涛は真面目な顔で言った。

楊秀瑩と林詩詩は非常に驚いた。二人とも『倚天屠龍記』のテレビドラマを見...