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291話

林小涛は止めようとしたが、もはや手遅れだった。

熱い接吻の後、王秋霞の唇は徐々に下へと移り、ついには林小涛のズボンを脱がせた……

あの骨の髄まで染み渡るような悦楽に、林小涛はまったく抗えず、ただ成り行きに任せるしかなかった。両手で王秋霞の頭を抱き寄せ、彼女の思うがままにさせた。どうせこの行為は王秋霞の体を傷つけるものではないのだから、彼女がしたいようにさせればいい。

……

その頃、県立人民病院の病室では、陳玉莲と陳品文が二人きりでいた。

陳玉莲は例の匿名の録音を受け取って以来、ずっと不安に苛まれていた。その録音は時限爆弾のようなもので、いつ爆発するか分からない。彼女はこの苦...