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22話

李婉婷は顔が火照るほど赤くなった。確かに林小涛のことをかっこいいと思い、さっきまで彼のことを考えていたとはいえ、こんなことを言わせるわけにはいかない!

「小涛、そういう質問はダメだって言ってるでしょ!真似もしないで。ちゃんと立っていなさい。さもないと詩詩姉さんに言いつけるわよ、外で悪い子になったって!さあ、気をつけ!分かった?」彼女は慌てて強い口調で言った。

「お嫂さん、絶対に詩詩姉に言わないでください!ちゃんと立ちますから!」

林小涛はそう言うや否や、ピンと背筋を伸ばして立った。

本来なら深刻な問題なのに、林小涛があまりにもピンと立っている姿を見て、李婉婷はどうしても可笑しくなり、思...