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181話

その時、林小涛はすでに水を沸かし、人参を洗い終えていた。林詩詩は林小涛が包丁を持って、まるで赤ちゃんのような物を切り刻もうとしているのを見て、顔色を変え、震える声で言った。「小涛、あなたが持ってるのは何？どうしてこんなに人間みたいなの？」

林小涛は口元を緩め、笑いながら言った。「姉さん、怖がらないで。これは人参だよ、何百年も経った人参なんだ、へへ」

「え？人参？どこからそんな人参を手に入れたの？」林詩詩は驚きを隠せなかった。

「迷魂坑の底から掘り出したんだ。姉さん、誰にも言わないでね。これは姉さんにだけ話したことだから」林小涛は姉に嘘をつきたくなかったので、正直に話した。

「迷魂坑の底...