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1253話

「林詩詩が言った。

「わかったわ。でも、もう一つ聞きたいんだけど、どうして昔、私たちから離れたの?」林小涛と林詩詩の久しぶりの再会で、聞きたいことが山ほどあった。

「だって、私もあなたのことが好きだったから。でも妹たちと争いたくなかったから、あなたから離れることにしたの」林詩詩が答えた。

林小涛は林詩詩が自分のことを好きだと直接言ってくれたのを聞いて、自分の心の内も打ち明けた。「詩詩姉さん、実は僕が一番好きなのは姉さんなんだ。ずっと心の中にいたよ。ただ、僕たちの十数年の姉弟関係があるから、告白する勇気がなかったんだ」

今度こそ、林小涛は告白のチャンスを逃さなかった。

「知っ...