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1207話

杨秀莹は一瞬にして顔色を変え、慌てて立ち上がった。

「この人たちと死体が青龍山で一体何をしようとしているの?」

「俺にもわからない。とりあえず隠れて、奴らが何をするのか見てみよう」と林小涛が言った。

「うん!」

そして林小涛は杨秀莹の手を引き、遠くの生い茂った草むらに身を潜め、成り行きを静かに見守ることにした。

間もなく、道士たちと干からびた死体の一行は、林小涛と杨秀莹がさっきまでいた場所を通り過ぎ、そのまま青龍山へと登っていった。

彼らの足音が遠ざかってから、林小涛はようやく口を開いた。「奴ら、青龍山で何をするつもりだろう?」

「風花宮は青龍山の頂上にあるわ。夜中に青龍山に忍び込...