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1189話

「ご存知でしょうか、これらの敵はすべて黄階以上の高手なのです!」

神剣、さすが神剣!

今や林小涛の手にある屠魔神剣は血を十分に飲み、もはや真っ白ではなく、全体が血に染まって赤くなっていた。

千年も埋もれていたこの絶世の神剣が、今宵江湖に再び姿を現し、血の雨と腥風を巻き起こすことになるだろう!

巫通地と張道旭は玄階後期の高手であり、さまざまな修羅場をくぐり抜けてきた者たちだ。今、林小涛の手にある宝剑がこれほど神秘的な力を持つのを見て、さらに自分のものにしたいという欲望が強まった。

二人は何も言わず、すぐに林小涛に向かって掌を繰り出した。

たちまち二筋の鋭い掌風が黒龍のごと...