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11話

林小涛はそれを聞いて体中が震えた。まさかこんな重要な瞬間に叔父さんが来るとは思いもよらなかった。怖くなって、もう挿入する勇気など微塵もなかった。

段雅馨も顔色が少し慌てていたが、心の中ではむしろ怒りが湧いていた。唐政は自分が不能だからと、毎日彼女を満足させられないだけでなく、何度も彼女の楽しみを邪魔してくる。

そう考えれば考えるほど腹が立ち、林小涛を見つめながら、リビングにいる唐政など無視して、このまま林小涛と一緒にやってしまいたいとさえ思った。

しかし心の中では唐政に見つかることを恐れ、非常に不本意ながらも小声で林小涛に告げた。「小涛、叔母さんの中に入るのは私たちの秘密よ。今は叔父さん...