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1050話

「いいえ、気にしないで。私と夢晴は義理の姉妹だから、夢晴のお姉さんであるあなたも私の姉さんよ。このバーを引き継いだばかりだから、何か手伝えることがあったら、遠慮なく言ってね。全力でサポートするわ」林傾城は器の小さい人間ではなかった。先ほど薔薇バーを林小涛に譲るかどうかの判断で意見の相違はあったものの、今や薔薇バーはあっさりと林小涛のものになり、林詩詩の判断が正しかったことが証明された。

「ありがとう、ちょうどお願いしたいことがあるの」と林詩詩は言った。

「何?言ってみて」林傾城が尋ねた。

「あなたのところから少し人手を借りたいの。ご存知の通り、このバーはもともと荀超のものだったから、今は...