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1008話

「林夢晴、よくも顔を出せたな?」荀超は笑いながら言った。

「荀超、一体何がしたいの?」林夢晴は怒りに震えながら問いただした。

「俺が来たのは、もちろん俺のバーを取り戻すためだ!」荀超は言い放った。

「このローズバーは、あなたが契約書にサインして私たちに譲渡したはず。どうしてまだあなたのものなの?」林夢晴は言った。

「契約書なんて何の意味もない、ただの紙切れだ。この世界で生きるなら、実力が全てだ。実力さえあれば、何だってできる」荀超は言った。

「無駄話はいい。ローズバーを奪いたいなら、私の死体を乗り越えていくしかないわ!」林夢晴は部下たちが敗走しているのを見ながらも、少しも怯むことはなかった。

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