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1007話

「晴姐、荀超が人を連れてバーを奪いに来たぞ!」張東が言った。

「なに?荀超がよくも人を連れてローズバーを奪いに来たって?このローズバーは既に無条件で私たちに譲渡したはずよ。書面にもはっきり書いてある。それなのによくも奪いに来るなんて、江湖の掟も何もあったものじゃないわ」林夢晴は激怒した。

「そうなんだ。荀超というこの卑怯者はまったく道理が通じない。今、連中は既にホールに入り込んで、見かけた者を片っ端から殴り倒している。兄弟たちはもう持ちこたえられないんだ」張東が言った。

「何を恐れることがあるの?落ち着きなさい。私がいるでしょ。奴らに会ってくるわ!」林夢晴はそう言うと、オフィスを出て荀超...