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1001話

その後、陳品文はついに耐え切れなくなり、足を動かすことさえできなくなったため、黄子虚はようやく彼に休息を取らせた。黄子虚が絶えず陳品文に精神的な支えを与えていたものの、陳品文の体力があまりにも乏しく、黄子虚を背負ったまま一気に無上観まで登ることはできなかった。

道中、歩いては休み、また歩いては休みを繰り返し、苦労の末、一時間以上かけてようやく陳品文は黄子虚を背負って山頂に到着した。この時の陳品文はすでに息も絶え絶えで、ほとんど虚脱状態だった。

山頂に着くと、非常に荘厳で壮観な建物が陳品文の目の前に現れた。その大門には力強く三文字が刻まれていた——無上観!

深夜の無上観は静まり返っており、...