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365話

手術とは傷つけることだ。それは弁解するまでもない。秦越が学んだ漢方医学の知識によれば、天人合一、自然の完全性こそが最良の選択なのだ。

蕭将軍の頭に刃を入れること自体が既に破格の行為だ。もしさらに皮一枚だけで覆われた穴を残すようなことになれば、どう考えても納得できるものではない。

秦越はそのような認識を持ち、当然ながら完璧な方法で実施しようと決めた。たとえそれが自分自身の困難さと危険を増すことになったとしても。

「専門家同志」秦越は軍の人々が専門家に対して使う呼び方に倣って言った。「あなたの懸念は分かります。しかし蕭老は将軍であり、英雄でもあります。彼が代表しているのは自分自身だけでなく、...