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979話

「見知らぬ男の指先が、この時、まるで意図的であるかのように、妻の丸みを帯びた突起部分を強く捻りながら、下方の手でさらに強い力で妻の前門の突起部分を刺激していた。ああっ」

妻は信じられないほど色っぽい声で叫んだが、その声は喧騒に満ちた車内に埋もれていった。妻の魅惑的な背中が弓なりに反り、しびれるような快感が全身を駆け巡った。

「あっ!だめ、もう、やめて、お願い」

妻は息を切らしながら低い嗄れた声で懇願した。その声は相変わらず甘美で魅力的だった。

妻の張り詰めて今にも弾けそうな胸は、彼女の言葉とは裏腹な反応を示していた。妻の丸い臀部は懸命に後ろへ突き出し、まるであの男の大きなものを研ぐよう...