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929話

「これじゃまるで妻が自ら後ろの男のモノを挟みこんでいるようなものだ」と思った。妻は自分の締めた両脚が、まるで後ろの見知らぬ男に素晴らしい臀部での摩擦を提供するかのように、わざと摩擦を増しているような状態になっていることに気づいた。

妻はそれに気づくと、慌てて両脚の力を緩めた。

だがそうした途端、その見知らぬ男はすかさず隙を突き、膝を前に押し込んできた。彼の片足はあっという間に、妻が緩めた両脚の間に滑り込んだ。

妻は前方を車両の壁に押さえつけられ、背中から細い腰、丸みを帯びた臀部、美しい脚まで、後ろから男に完全に密着されていた。後退する余地もない状況で、今度は妻の魅力的な脚も他人の膝で押し...