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869話

「小王、向こうで水のボトルを取って来てくれ。開けて彼女の顔にかけてやれば、すぐに目を覚ますだろう。今こうして楽しむのも悪くないが、お前の奥さんが起きてからの方がもっと刺激的だぞ」林志山は豚のように腰を突き出し、前後に揺すりながら、女の顔を掴んで口の中へ何度も出入りさせていた。

彼は横にいる小王に興奮しながらそう言い、その間も絶え間なく喘ぎ声を上げ続けていた。

林志山の言葉が終わると、小王という若者の顔に表情の変化が走った。青ざめたかと思えば赤くなり、複雑な心境に揺れ動いているようだった。もしも目の前にいるのが何としてでも関係を維持したい顧客でなく、林志山から様々な利益を約束されていなければ...