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784話

電話の向こう側から、私の妻はまだぼんやりとした奇妙な声を出し、時折うめき声を漏らしている状態だった。

私の心臓の鼓動は早くなった。妻のこのような反応に、興奮が極限まで高まっているにもかかわらず、心の中にはどこか切ない感情が湧き上がってきた。

いらいらとした感情も出てきたが、皮肉にも下半身はさらに硬くなっていた。

陳倩の呼吸も乱れ始め、自分の呼吸を必死にコントロールしようとしていた。そして電話の向こうで妻が何かを小声でしているのに合わせるかのように。

この時、電話の向こうから、男の息遣いがかすかに聞こえてきた。荒い呼吸と共に重い鼻息を立てている。

その音に私の興奮はさらに強まり、股間の...