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470話

「それに彼女とするとき、彼女の積極的さと情熱、そのエロティックな雰囲気が、もう病みつきになるんだ。特に興奮したのは、あの女が大胆に卑猥な言葉を囁いてくるところさ」

妻の表情が少し妬ましげになり、セクシーな赤い唇を尖らせて不機嫌そうに呟いた。「私だってあの人にそうやって抱かれたわよ。しかも中で出されたし。この後、自分から彼の上に跨ぐつもりなの。他の男を味わってみたいから」

妻の言葉に思わず笑いが込み上げてきた。

この件については事前に話し合ったとはいえ、実際に受け入れるとなると、やはり慣れるまでには時間が必要だろう。

以前、妻が言っていた通りだ。頭では理解して受け入れられるつもりでも、実...