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363話

かつての小雅と比べると、葉玲はさらに初々しく、むしろ極限の状態を呈しているように思える。小雅とは完全に距離を縮める前に、すでに何度か危うい境界線を行き来するような行為があった。

ただ、その時は小雅の体を完全に手に入れたわけではなく、私の戯れの中で、小雅は少しずつ変化し始めていた。当時の小雅は自分を新婚初夜まで取っておき、そこで私に思う存分楽しませるつもりだった。しかし結婚直前のある時、接触した後で、燃え上がる情熱を抑えきれなくなった。

結局、小雅は自ら進んで身を捧げてくれた。小雅と一つになった瞬間、私は世界で最も幸せな男だと感じたものだ。

今、葉玲が現れ、彼女もまた自分を捧げようとしてい...