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356話

「ちょっと小龍兄、もう仕事終わったんだけど、今どこにいるの?」

「僕らはもう帰ってきたよ。早く来てよ、玲。今、小龍兄は君を必要としてるんだ。俺、もう我慢できないから、助けに来てくれないか?君の体で俺のすべてを感じてみたくないかな?」

「前代未聞の快楽を味わわせてあげるって約束するよ。キャンドルディナーも用意してあるし、君が来るのを待ってるだけなんだ」

電話越しに私が変な声を出し、彼女が耐えられないような恥ずかしい言葉を言うのを聞いて、葉玲は恥ずかしそうに言った。

「もう小龍兄、やめてよ。いつも電話でからかうんだから。着替えたらすぐに会いに行くわ」

私は仕方なさそうにため息をついた。「わかっ...