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143話

「それに、お姉ちゃんと私の魅力が実際どれほどのものか試してみたいの。お姉ちゃんと勝負して、どっちが上か決めてみたいな、うふふ……私、絶対お姉ちゃんより凄いと思うわ。だって若いんだもん」

「その時は義兄さんも陰から見ていられるでしょ?けっこう興奮するんじゃない?ねえ?」

義妹が僕の下心を見透かしたような物言いに、僕は少し不満げに反論した。

「そんな言い方されると、俺が変態みたいじゃないか。これは奥ゆかしい情熱ってやつだろ。お前ら姉妹だって俺と五十歩百歩だ。ほら、二人とも興奮しきってるくせに、よく俺のことを言えたもんだな」

僕は手を伸ばして義妹と妻のあの秘密の場所付近のストッキングを軽く弾...