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138話

「くすくす」義妹は小さな足を引っ込めながら笑った。やっとほっと一息つけた私だが、頭を振ってみても、あの刺激的で新鮮な感覚が頭から離れず、正直、集中力が途切れがちになっていた。

運転中だけに危険を感じ、適宜スピードを落とした。幸い道路は空いており、車とすれ違うのは半日に一台ほどの頻度で、大した問題ではなかった。

「義兄さんってすごいのね」義妹が言った。「さっき私の足をいじめたせいで、私、イっちゃったのよ。すごすぎる。後でたっぷり楽しませてもらうからね」

「へへへ」私は悪い笑みを浮かべて言った。「これからお前の全身の隅々まで、今の感覚を味わわせてやるよ」

その言葉に義妹の呼吸が荒くなり、欲...