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122話

「私は妻の大海原に手を伸ばして撫でながら、頂上を登り切った後もまだ誘惑的な色合いを放つ風船とその口元を愛でていた。その豊かで弾力のある一対の風船が、私の掌握の下で様々な形に変化していく。

前戯は女性にとって非常に重要だが、後戯ももちろん同じくらい大切なものだ。多くの男性は前戯さえ気にかけないのに、その後のことなど考えもしないだろう。

だが私は違う。行為の後に女性を優しく慰めることで、彼女が大切にされ愛されていると感じることを知っている。それに、妻の口で一度放出したとはいえ、これはまだほんの始まりに過ぎない。

本格的に事に及ぶべき場所で本題を済ませなければ、私は決して止まらないし、終わらせ...